[タスマニア・ライフル乱射事件について]
 
タスマニア (96年初夏に)私の好きな場所でヤな事件がおきちゃいました (;_;)
今回の豪州ライフル乱射事件は、場所が場所だけにすごく悲しいです。タスマニアは気候が日本に似たところで、赤い大地に辟易してた私には天国のような島でした。この島へ行くことは、豪州人旅行者にとってもステータスでした。
今回事件の舞台となったポートアーサーは、豪州の網走番外地みたいな刑務所跡です。テレビの地図で判断したかぎりでは、観光名所化した刑務所跡の中にあるレストランが最初の事件現場のようです(料金所の位置より判断)。
昨年12月に私が行った段階で、日本人観光客が少ない状態だったのは幸いです。犯人がどのような意味で「今日はJAPが少ない」といったかわかりませんが、たまたま思うままを口にしたと信じたい私です。私が走っている時、後ろから来たBMW(二輪)の男性(髭モジャでアウトロースタイル)が「ウチに泊まれ」と誘ってくれたり、ハンバーガーを頼んだら「ウチで作ったワインだ」とお店の主人がグラスを出すような人達の住む島です。
世界的傾向で、単車乗り=アウトロー的認識は根強いものがあります。欧州では、これを打開するべくメーカーとユーザー両方が10年近く努力した経緯があり、そのせいか豪州でも単車乗りが差別的に見られることは多くはありませんでした)
豪州は太平洋戦争の被災国なので、今でも日本人をよく思わない人は少なくありませんが、それ以上にマナーの悪い日本人に反感を感じる現地人もおります。(現地人:含む日本人)犯人を含む現地人が日本人を悪く思っていないことを祈るばかりです。

付記(1)
 例のタスマニアの事件、その後ですが、なんか現地では「日本人うんぬん」は無関係で処理してる模様です(^^;。犯人も、人を殺し過ぎたせいか、ただの異常者扱いされてますし…。
タスマニアが銃の規制のゆるい州と言われているのは、単に法的規制がゆるいだけで私は豪州全体で銃の所持規制がゆるいと思いました。犯人も無免許で所持していたそうで、入手経路が新たな問題となっているみたいですね。拳銃はほとんどの州で個人では持てませんが、ライフルは害獣駆除でヘビ、ウサギ、ワニ、etc.と、全土で活躍していますし、中央から西側の地域では道路標識に向けて発砲した跡がずいぶんありました。(そういえばマタランカという所では、223レミントンの空薬莢が無造作に道端に散乱してましたが、日本では(たまに落ちているけど)空薬莢は拾って持ち帰らないとまずいんですよね)もちろん最初に移民のあった東海岸では、銃の規制がきびしいのですが、射撃ツアーなども合衆国並みに開催されてますし、警備関係者のほとんどは腰に拳銃を吊ってますので、結局は所持者のモラルの問題だと思います。

付記(2)
>いい所だなぁと思っていたんですが、銃規制がないと生きて帰れないな。
>もしかしてようめいさんは命懸けで旅してたのでわ? :-)

 あの事件はほんとうの例外なので、豪州ではむしろタスマニアは安全でいい所です。実際私は内陸でアボリジニに襲撃されそこないました。中央から西にかけてはすんごく恐い所もあるんですよ。(この話はまたあとで)


トップページ 目次ページ
編集・発行 天使倶楽部 with KENTAN and ようめい